トライやる・ウィークも5日目、最終日を迎えました(一部事業所は22日)。今年度のトライやる・ウィークは、43の事業所で、119名の生徒を受け入れていただきました。本来なら全ての事業所を紹介させていただくところですが、こちらの都合で紹介できなかった事業所がありましたこと、この場を借りて深くお詫び申し上げます。
PLANT淡路店です。品出しや商品の陳列をしていました。「とても楽しかったです。」「今日で終わるのが残念、もっとトライやるを続けたい!」と、充実した一週間を過ごしたんだなと感じました。お店の方からも、よく働いてくれて助かりましたとのお言葉をいただきました。
恵泉保育園です。園児さんの食事や着替えの補助、お昼寝の準備などをしていました。「子どもがかわいい!」「園児さんと鬼ごっこしたのが印象に残っています。」保育園の先生から、子どもが好きなのがよく伝わってきましたとのお言葉をいただき、園児さんに囲まれ楽しく活動できたのがよくわかりました。
淡路市立しづかホールです。音響や照明の操作をしながら、舞台運営の体験をしていました。華やかなコンサートも、こうして裏方として働いている方々が支えていることがよくわかりました。
柴宇淡路食彩株式会社です。商品の品出しや陳列をしていました。「普段食べている物が作られる様子が、よく分かりました。」「たくさんの工夫や努力がつまっていることを学びました。」など、感想を話してくれました。
梶内だんじり株式会社です。今回、初めてトライやる・ウィークを受け入れていただきました。指示通りきっちり作業をしていました。社長さんから、「一生懸命やってくれてありがたい。」とのお言葉をいただきました。ミニチュアのだんじりも作りました。
あわ津名市場MyMarcheです。賞味期限を一つひとつ確認したり、魚や総菜にラップをかけたりするのが大変だったそうです。「仕事は大変、今日は次の作業を意識して行動することが目標です。」急いで次の作業に向かいました。「よく働いてくれていますよ」と、お褒めのお言葉をいただきました。
MKK農園です。朝の作業を動画で撮影し、夕方の作業と比べてどのように違うか、効率よく作業するために必要な工夫を考えるなど、たくさんのことを学んだ5日間でした。最終日の今日、即売所に行きました。子ども達が「ピーマンの値段を決めていいですか。」と聞いてきます。なぜ? 「ここではピーマンが売られていないから・・・。」気付きを基に考える、すごい成長ですね。
淡路市立給食センターです。食器の洗浄や調理の補助、給食の献立などを考えました。「衛生管理がとても厳しかったです。」子ども達が考えた献立が、近々給食に出るかもしれません。
兵庫県立佐野運動公園です。いい笑顔で仕事をしていました。グラウンド整備や花の植え替えなどを体験しました。「芝刈り機を運転したのが楽しかったです。」「自分から考えて行動することが大切だと分かりました。」ゴミ拾いをして、ポイ捨ては絶対いけない!と心から思いました。
介護老人保健施設「淡路白寿苑」です。今日は誕生日会のイベントがありました。子ども達が一生懸命考えた三択クイズが披露され、入所者は大喜びでした。クイズを考えるのは大変でしたが、お年寄りの笑顔で苦労も吹き飛びます。人に喜ばれる仕事をすることは、とても気持ちの良いものですね。
子ども達は、トライやる・ウィークを経て大きく成長します。その機会をご提供いただいた全ての事業所の皆様、地域の皆様、関わっていただいた全ての方々に、厚く御礼申し上げます。子ども達の「自分探しの旅」はひとまず終わりました。今回の体験を糧に、一回り大きくなった子ども達と出会えることを楽しみにしています。