2024/1/17 15:32
行事の様子 校長だより
阪神・淡路大震災から29年

 本校では1995年1月に発生した阪神・淡路大震災から29年目を迎えた今年、能登半島地震の状況も踏まえ、生徒とともに自然災害について考える取り組みをしています。

県、市の要請に応じ半旗を掲揚しました。市旗にて。

 1月15日には全校集会を開きました。校長は14日の新聞報道で被災地の中学生250名が集団避難する記事があったのを紹介したり、自身の震災当時の体験を話したりしながら、「自然災害は大きな被害を及ぼし理不尽な結果を生むが、人間は強くたくましい。」と諭していました。

 これに続いて生徒会長から「能登半島地震のことで自分たちでできることがないかと生徒会本部で考えた結果、募金をしようということになりました」と説明し、募金への協力を呼びかけました。

生徒会作製の募金箱

 早速に募金箱が作られ募金がスタートし、さらに今朝(17日)からは生徒玄関にて生徒会役員らが直接声掛けをして募金協力を求める取り組みを始めました。19日までが募金受付期間になっています(^^

「募金へのご協力、よろしくお願いしま~す!」17日朝8時撮影

 本校では29年前の平成7年1月17日の大地震で2名の生徒の命が失われました。校長室に残されている時計を見るたびに、大切な生徒の命を預かる立場として、グッと気が引き締まります。時計に託された願いを心に、引き続き学校教育活動に取り組んでまいります。