本日(11月21日(木))、本校の防災学習の一環としての防災訓練を自衛隊の協力を得て実施いたしました。
阪神淡路大震災から次の1月で30年目という大きな節目を迎えます。生徒たちの心に残る学びとするために、自衛隊の出張講座を活用して体験をしながら学ぶプログラムに。先に体験コーナーの様子をお伝えします。生徒たちは学年混合の4つのグループに分かれて、土嚢づくり、ロープワーク、人命救助システム、応急担架を体験しました。生徒たちは本格的な自衛隊の装備品を見たり触ったり、あるいは、応急的な担架を組むには?土嚢とは?ロープをくくるのはどうやってるの?など、興味津々に感じつつ積極的に活動していました。自衛隊の方から、「日頃何気なく使えているものが使えなくなる → 備えが必要だよ!」と教えていただきました。
体験に先立ち防災講話として、「自分の命を守る」そして「他者を守る」という観点から講話をいただきました。お話には海軍カレーの話や災害援助活動の動画なども挿入され、「へぇ~」と感心しながらも防災を考える意義深い50分となりました。「避難所において中学生ができることは何か」など、具体的な行動についても考えられるように工夫をいただいたお話でした。
今後、災害がないことを祈るばかりですが、「もしも」の時のために今日の学びを心に残し、役に立てることが出来れば!と願っています。
洲本と姫路からお越しいただいた自衛隊の皆様!本日は誠にありがとうございました。