2024/11/29 15:39
学校だより
持久走大会

今日は持久走大会。昨夜の雨も、今朝は青空が見えるコンデション。

各学年層での発走。みんな元気よくスタート。

高学年になると、自分のペースがよく分かっているので、初めからとばすのか、後で追い上げる力をためておくか、均一のペースをコントロールするか、それぞれです。

競争心を燃やして、あるいは記録更新を見据え、自分の力を最大限に引き出そうとする人もいます。

ゴールに至るまでの過程は、人それぞれ。遅くても早くても、ずっと走っても、途中で歩いてもかまいません。大事にしてほしいのは、ゴールまでたどり着こうとする気持ちです。

今朝から体調不良で、途中で余儀なくリタイヤせねばならなかった人もいましたが、全員が「今の自分」を表せた大会になったのではないかと思います。

持久走は人と比べて速さを競うのではなく、目標を達成できるように、自分自身の気持ちや力をどれだけコントロールできるかを試す手段です。自分で「よく頑張った」と思える人は結果がどうであろうと、全力を尽くした自分を素晴らしいとほめてください。「もうちょっと頑張れたかなぁ」と思う人は、自分の本当の力がちゃんとわかっている人。この気持ちを次の活動に生かすことができますよね。
誰も怪我をすることなく実施できたのが何よりです。これも、コース上の観察と安全確保の係を引き受けてくださった保護者の方々、沿道で声援をくださった家族の方々のおかげです。本当にありがとうございました。

数年来、本校ではこの旧炬口海水浴場を拠点にしたコースで実施してきましたが、児童がレースを行うには安全確保が難しい危険な箇所が多々増えてきました。次年度以降は大会の持ち方も含め、児童が安全に持久力を高めることができる方法への変更を検討していきます。