昼休み、運動場に出てきたみんな。大人数での「ダルマさんがころんだ」が始まりました。
「単なる遊び」と捉える人もいますが、実は子どもたちには学びの多い「有意義な遊び」です。上級生は、下級生が楽しめるようにスピードを調整したり手を抜いたり。年下への優しい気持ちを行動で表現しています。一方で下級生は、上級生への挑戦を通じて自信を高めたり、上級生が配慮している様子を見て目ざす姿として感じたりする機会を得られます。勝負を楽しみながら、みんなで遊ぶこと自体が楽しいという感覚も共有できます。
本校の6年生はいつも「全校生が楽しめるように」と考えて実践するので、下級生はみんな6年生が大好きで尊敬しています。
そんな6年生とも一緒に活動できるのも、卒業式までの残すところおよそ40日です。それまでに6年生のみんなには最高学年としての姿を下級生の目に焼き付けてやってほしいと願っています。また、下級生のみんなには、この6年生の優しさや行動力を引き継いでくれたら嬉しいです。