4月25日は、今年度最初の「読み聞かせ」でした。全教職員が順番に各クラスに入って読み聞かせをします。
校長の私も6年1組で「読み聞かせ
デビュー」をしました。前任の中学校でもしましたが、小学生の向けには十数年ぶり?で少し緊張しました。絵本は『火の鳥~いのちの物語~』にしました。いのちについて、火の鳥を通して考える内容です。もちろんフィクションですが、手塚治虫らしい絵本でした。6年生は、どのように感じてくれたのでしょうか。
その他の学年も、各先生による選書で、絵本を読み聞かせていきます。同じ本を聞いたとしても、だれが読んだか、何年生で聞いたか、どのようなときに聞いたか、などによって感じ方・受け止め方は大きく違ってきます。これから1年間、子どもたちはどんな本と出会っていくのか、楽しみですね。
25日には、「おうち読書アンケート」をお配りしております。 期間は、4月26日(土)~ 5月6日(火)です。GWの期間ですので、お出かけの計画といっしょに「おうち読書」の計画も組み込んでいただけたらと思います。5つのコースから選んで読書に取り組んでいただき、お子様が本好きになるきっかけづくりにしてもらえたらと思います。
玉川大学大学院の谷和樹教授は、親向けの講演で次のように言っています。
「子どもに読書習慣を付けることができたら、それは3000万円の遺産を残すぐらい価値のあることだ。」
長らく小学校教師として勤められ、日本一授業がうまいとも言われた谷教授の実感としての言葉です。読書習慣が付くと、今後の学習はもとより、入学試験や資格試験、将来の起業、スキルアップなど、様々な場面での自律的な学びが可能になるということだと思います。
いくらいい本でも、読もうとする意思がない限り内容は分かりません。「読み聞かせ」や「おうち読書」を機会に、
まずは「読みたい本」「好きな本」からチャレンジしてみましょう。