2025/8/6 08:15
学校だより
1945年8月6日を風化させない

平和の尊さを胸に

原爆投下後のきのこ雲

80年前の今日、1945年8月6日8時15分、広島に原爆が落とされました。その日、今日のように広島は快晴でとても暑い日だったそうです。あの日は月曜日でした。

アメリカ軍の爆撃機エノラ・ゲイが投下した原子爆弾の名前はリトルボーイ。その一発の爆弾によって、広島の街は一瞬にして壊滅し、約14万人もの人々が亡くなったとされています(1945年末までの推定)。その中には、学校へ向かっていた子どもたちや、家族と過ごしていた人々も含まれていました。

原爆投下後の原爆ドーム
現在の原爆ドーム

しかし、原爆の恐ろしさは爆発の瞬間だけではありません。生き延びた人々も、放射線による後遺症や、差別・偏見、そして心の傷に長い年月苦しみ続けました。「被爆者」と呼ばれる方々は、病気と闘いながらも、平和の大切さを語り継ぐ活動を続けてこられました。

本校の児童の中にも、広島平和記念公園や原爆資料館を訪れたことがある子どもたちがいます。実際にその場所に立ち、展示を見て、語り部の方のお話を聞いた経験は、心に深く残っていることでしょう。そうした体験は、平和の大切さを自分のこととして考えるきっかけになります。

私たちは今、こうして毎日を安心して過ごすことができています。それは、過去の悲しみと向き合い、平和を願い続けてきた人々の努力があったからです。

戦争のない世界をつくるために、私たちにできることは何でしょうか。今、一緒に学校生活を送っている友だちを大切にすること友だちとの違いを認めること、そして友だちのいいところも悪いところも受け入れること。小さなことのように思えるかもしれませんが、それが平和への第一歩です。

今日という日を、ただの「暑い夏の日」として過ごすのではなく、「平和について考える日」として、心に刻んでほしいと思います。

最後に——

今日という日に、広島で命を落とされたすべての方々に、心からの哀悼の意を表し、深い祈りとともにご冥福をお祈りいたします。その尊い命の犠牲の上に、私たちの今の平和があることを忘れず、未来へと語り継いでいきましょう。