2022/7/1 17:24
行事風景
220701 老人クラブとグランドゴルフで交流

老人クラブとグランドゴルフで交流

7月1日(金)。午後2時30分。手元の温度計は33℃を指しています。連日、酷暑が続いておりますが、沼島の老人クラブの方々(中には90歳を越える方もいらっしゃいました)は本当に元気です。酷暑が続いても、毎日足腰を鍛えるため、健康のためにグランドゴルフの練習をかかしません。このような齢のとり方ができるって素敵ですね。

さて、6月14日に老人クラブの方々とグランドゴルフを通じて交流する予定でしたが、雨で順延になりました。老人クラブの方々は中学生と一緒にグランドゴルフをすることをとても楽しみにしており、本校職員と会う度に「次はいつできるかなあ、明後日だったら天気もいいしできるぞ」など、声を掛けてくれました。期末テストも無事終わりようやく行事等も一段落したので、交流グランドゴルフ大会をすることになりました。

生徒たちはグランドゴルフをした経験があまりありません。老人クラブの方々にスティックの持ち方や点数の付け方など色々レクチャーを受け、いざプレーボール。

スティックがボールに当たらず空振りをする生徒、力任せに打ってOBする生徒。余りにも打数が多すぎて途中で嫌になる生徒。

逆に2打で入れる生徒や惜しくもホールインワンを逃した生徒も。笑いあり、ぼやきあり、午後のひとときを楽しく過ごすことができました。

 

 

 

生徒たちは老人クラブの方々のプレーに見入っていました。自然に「うまっ!」と声が漏れていました。また、生徒の中には「師匠!教えてください」など敬意を払いながら技術的なことを指導してもらっていました。お年寄りの方も嬉しそうに教えてくれていたのがとても印象的でした。

 

自分の出番を待つ間、お年寄りの方と色々話もすることができたようです。「どこから来よんのよ」「淡路の○○から」「おじいさん、齢なんぼよ」「わしゃ、今年で90歳じゃ」等々。「わしゃ一本釣りで・・・。」日常のたわいもない会話ですが、すごく大切なコミュニティーの場となりました。他にも沼島の昔の様子なども聞くことができたようです。

 

老人クラブの方々はこの子等、飲み込みが早いわ」「孫みたいでかわいらしいわなど、生徒たちを可愛がってくださる温かいことばをいただきました。熱中症にならないようにと飲み物も用意してくださっていました。本当に老人クラブの方々に感謝です。

最後に【生徒の感想】です。

初めてグランドゴルフをしたけれど思っていたより難しかった。苦戦した。でも、老人クラブの人たちと話をしたり一緒にプレーをしたり、とても楽しかった。また、このような機会があればいいのにと思った。