221215 県立舞子高環境防災科 防災出前授業
舞子高環境防災科から先生と5名の高校生を講師に迎え防災出前授業をしていただきました。舞子高校に環境防災科は平成14年(2002年)4月から本格的にスタートした防災教育を推進する全国ではじめての学科です。阪神・淡路大震災では多くの命、生活・・・大きなものを失いましたが、震災から命の大切さ・助け合いのすばらしさなども感じ学びました。兵庫県では、震災の教訓に学ぶ「新たな防災教育」を推進してきましたが、その1つの拠点として神戸の地にそれを学ぶ高校の専門学科として誕生したのです。(今日現在、淡路からは1名の生徒が在籍しています)
各地区とも防災意識が高まるなかで、自らの勉強と防災に関わる数多くの啓発活動に取り組む環境防災科のみなさんです。今日も13:50便に土生港で船に飛び込み、沼島中生のために防災出前授業をして15:50で帰りました。お忙しいところ本当にありがとうございました。今日だけではなく沼島中学校の地形、環境(福良の寮周辺も調べてくれていました)、そして、高齢の方が多い沼島で若き
力として中学生ができることなど今日1回の講義のためだけに準備を進めてくれたことに対しても本当にありがたいことです。自分が生まれ育った場、中学生として多くの時間を過ごす場となる地元に則した講義には生徒たちも興味を持って聞いていました。災害に遭ったとき、まずは自分の命を守ることが第1です。そして、繰り返しになりますが中学生は、決して守られる立場だけではなく気持ちと知識をしっかりともっていれば地域の若き、頼みとなる力となります。よろしく頼みますよ。
最後に、舞子高の生徒さんが舞子高校環境防災科に進学した理由を話してくれました。自分たちと1つ2つ違うお兄さんお姉さんの言葉が響いたのではないでしょうか。彼らのように誰もが将来の姿を描いて進学するわけではありませんが、いつかは社会に参加する形を自分の中で考えなければなりません。今日の舞子高校の生徒さんが環境防災科を目指した理由、そして、それを力強く語る姿から学ぶべきことは多かったと思います。