今年1月1日の能登半島を中心に北陸を大地震、津波が襲いました。15日の段階で222名のかたが亡くなり、22名の方の安否が不明となっています。そして、1万6千人を超える方々が雪が舞い積もる雪国で不便な避難生活を余儀なくされています。そして、明日は、阪神淡路大震災から29年目の1月17日・・・
沼島小中学校では、午前中に沼島消防団、自治会、総合センター等と連携して防災訓練を実施しました。
1校時は児童生徒集会では、阪神淡路大震災当時、中央区吾妻小学校に勤めていた臼井先生が作った「しあわせを運べるように」についての思いを学び、感じたあと歌声を天に届けました。そして、「防災とお金にまつわる話」など防災に関わる話を聞いた後、2~3校時にかけて、地域合同防災訓練を行いました。黙祷しなくなった尊い命の冥福をお祈りし、早期の復興を祈願した後、学校帰りに被災したことを想定し、地元の消防団の方々に避難場所まで3コースに分かれ注意すべき点などについて教えていただきました。4校時は「自分の命を守るために、友の命を守るために」をテーマに自分たちが体験した学びを共有しました。
どのグループも注意喚起し危険場所の共有、対策に加えて「中学生としてできること」を意識して協議されました。
中学生ができること
① 小学生の誘導
② 高齢者の避難介助
③ 消火栓や水門の開閉など力仕事 など
地域の方々も、中学生の「若き力、エネルギー」に大いに期待しています。自分の命を守り、そして、守られる立場から守る立場へ その決意が伝わる意見交流でした。そして、最後にもう一度「しあわせを運べるように」と歌にのせて自分たちの思いを強く持った生徒達でした。
響きわたれ ぼくたちの歌
生まれ変わる ふるさとのまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように