学習発表会が終わりました。小学生は小学生の可愛さ、成長していく姿・・そして、中学生は、中学生として格好良さ、そして、小中9学年、中学3学年の中でそれぞれの役割を果たし、輝いたように感じています。見に来てくれた保護者、地域の方々に「元気」を届けることができたのではないでしょうか。そして、1年生、2年生は「自分たちはできる」という成長と自信、そして、3年生は、後数か月でこの仲間から巣立つ前に感謝をお世話になった方々に届けることができたと思います。小学生の出し物についての総括は正田隊長が見事にしてくれたので私は中学生の講評を紙面にて行います。
「筝と和太鼓の饗宴」
1年生、2年生は筝に挑戦しました。慣れない和楽器です。苦戦したとは思いますが、本日も応援に来てくれた狩野先生の指導もと披露することができました。努力の跡がみられました。3年生の和太鼓については、ソロやパフォーマンスありなのに予行のときは「なんでそんなに中途半端にやるの、カッコ悪いよ」と思って言いましたが、今日の3年生は違いました。静と動、停止と躍動のメリハリがついていて格好いい演奏でした。沼島中学習発表会の良き伝統として下級生につなぐことができたのではないでしょうか
「沼島を知る活動~沼島の歴史~」
いろいろな方に教わりまとめ丁寧に発表できました。もう少し自分の言葉で「伝えたい」という思いが欲しいと感じました。次年度、期待です。
「沼島まるみえ~未来への第一歩~」
動画が編集して「見せる」工夫ができていました。防災に地震のときの初動について、「学ぶ前」「学んだ後」の比較は良かったです。また、能登半島で学んだことをここ沼島ではという視点でとらえ発表できました。イノシシやナルトサワギクなど自然の課題に目を向けたインタビュー等もよかったです。「自分達ウケ」の部分が目立ちすぎたこと、やはり映像だけではなく「本物」がないところに物足りなさもあります。
「沼島の3年間」
修学旅行編の動画については、あの状況での撮影だったので仕方ない部分もありますがもう少し生徒の活動する姿があった方が、見る者を引き付けることができます。その後の一人一人の言葉は聞かせてくれました。出会い、感謝、信頼、尊敬・・・について互いに語り合う、すごくよかったです。なかなか「ありがとう」と面と向かっては、照れくさくて言いづらいお年頃ですが、一つ一つ思いを込めて語ることができたと思います。本当は、いろいろ「あんなこと、こんなこと」もあったとは思います。それも含めて出会いです。
「沼島音頭「白瀧流し」」
沼島伝統文化保存会の皆様方の指導が君たちのやる気に火をつけ、見るたびにバージョンそしてスケールアップした「白瀧流し」を見ることができます。今日の学習発表会がファイナルステージとなること大変残念です。でも沼島伝統文化保存会の皆様方の気持ちに火をつけたのは君たちの頑張りです。一生懸命やる人の周りには。一生懸命応援する人が集まり、一生懸命サポートしてくれます
「LV.UP! Happy文化部」
ほんとうにいろいろな役割が期待され、成果を発揮している3名による楽器演奏でした。雄々しい出し物が多かった中で、清涼感のある演奏は良かったです。ソロで「見せ場」を作ってもよかったですね。昨年は関口先生も共演されました。文化部の演奏には「できる」先生が入ってさらに盛り上げていってもいいですね。手話問題1で頭で手をぴょこぴょこする手話の回答「①犬です」・・・「あれ①はウサギだったぞ!!」と回答に参加していた私は、クレームを・・・と思いましたが小学生は冷静に???????となっていました。回答は②犬?
「混声3部合唱「友」~旅立ちの時~」
練習の時は、混声バトルロイヤルのようになっていましたが、今日はそれぞれのパートが互いを引き立たせる合唱になっていました。そして、何よりも「いい顔」で歌っている姿にジーンとしました。
「Nuboko ~沼人への贈り物~」
沼島小中学校36名による合唱です。なかなか中学生の野太い歌声と超音波というほどのちっちゃい児童の歌声が響き合い心地よい合唱です。そして、この歌の歌詞で表現されるつながる日々の生活、人との出会い、暮らし、そして、島を離れ旅立つ姿・・そして、そこでの暮らし・・・今、多くの奇跡でつながった仲間たちとの日々も後わずか・・・その時を大切にしたいですね
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