2025/1/14 13:51
行事風景
250114 沼島地区合同避難訓練

児童生徒集会

2年生が書いた石川ピカピカ大作戦の記事は「人と防災未来センター」に掲示されます。
「はしれ、上へ!つなみてんでんこ」ほとんどの子どもが津波から逃げのびた、「釜石の奇跡」といわれた実話をもとにした絵本を河野Tが読んでくれました
「しあわせ運べるように」は、阪神・淡路大震災から約2週間後に、当時中央区吾妻小学校に勤務されていた臼井真先生が作詞・作曲しました。多くの人がそれぞれの思いを持って歌い継いでいます。今日のみんなの合唱もすごくよかった・・・

 

合同避難訓練に先立って3時間目に「助けられる人から助ける人へ」と題

して、岩手県釜石市の命をつなぐ未来館と沼島中学校をつないで防災学習をしました。講師は東日本大震災の時に当時中学2年生釜石市鵜住居町で被災した川崎杏樹さんです。川崎さんは、今「命をつなぐ未来館」のスタッフとして、自ら経験した震災、津波体験をもとに活動されています。川崎さんが住む鵜住居町には、10m超の津波が襲いました。当時の様子を避難経路に沿ってお話してくれました。その避難する中で「保育園の子をおぶって避難する生徒」「老人を励ましながら手を引いて避難する生徒」など小中学生が率先して避難し、自分の命を守るとともに地域の方々の命を守ったエピソードも紹介してくれました。秋に総合センターでお話いただいた斎藤幸男先生の話にも、避難所で活躍する高校生の話をされていました。沼島では、今回のように地域と小中学校が合同で避難訓練をしています。特に中学生は、自分の命をしっかり守った上で地域の若き力として「助けられる人から助ける人へ」となってほしいと思います。(能登半島地震及び豪雨被害支援活動と合わせて、地域としっかりと連携した防災が評価され「ぼうさい甲子園」でレジリエンス賞をいただいています)

石川で見た光景、南海トラフ地震の想定・・・
いろいろ感じ、考えながら話を聞かせてもらいました

4時間目は、ヘリポートのさらに上にある避難場所へ向かうためのルートを消防団の方に先導いただき確認しました。避難路を覆う草々は刈ってくれてありますが、私など本当に急こう配の坂で自分の体を運ぶのが精いっぱい(中でも一番楽なコースでしたが・・・)でした。しかし、小中学生はスッス、スッスと歩を進めていました。もし、避難しなければならない状況になれば、手を引いたり時にはおぶったり、そして、元気を出せるよう話しかけ、励ましながら地域の力となれそうです。

消防車の場所等について説明してもらいました
これは、消火栓。
ひたすら上へ上へ上へ
ヘリポート上の広場で合流しました
最後に先導いただいた消防団の方に生徒会長から御礼しました。