◆運動場に200mのトラックを作っています。体育で持久走に取り組む期間に入りました。持久走のめあては次の3つです。
・自分に合ったペースを知り、長い距離を走ることに興味を持つ。
・寒さに負けないたくましい体をつくる。
・自分で目標をもって取り組む。
◆教育課程においては、小学校の持久走は「長距離走」(中学校の陸上競技領域)とは区別されるもので、「体つくり運動」という領域で「かけ足」の延長として行います。①「自己の課題をもち」②「楽しく運動を行いながら」③「体の動きを高める」ことが重要であるとされています。
このような考えのもとで、持久走の指導においては、がんばりカードやBGMを利用したり、細かなペースを設定して走る「ペースランニング」の学習に取り組んだりするなど、様々な工夫を行います。
◆体育の時間に行う「持久走記録会」では、学年に応じたコース(低学年:約800m、中学年:約1000m、高学年:約1200m)を設定しています。
友だちどうしで競い合いながら走る形になりますが、ほんとうの意味は勝ち負け(順位)にあるのではなく、一緒に走ることでそれぞれの持っている力が引き出されていくことにあります。友だちのがんばりが自分の励みになり、自分のがんばりが友だちを励ますことになるのです。
◆「自己の課題をもつ」「楽しく運動を行う」「体の動きを高める」これらはけっして別々のことではありません。そして、重要だとされることがもう一つあります。それは、「学んだことを生かして授業以外でも取り組むことができるようにすること」です。
得意・苦手に関わらず、走ることに親しむことのできる子に…健康管理に細心の注意を払いながら、めあてに沿った持久走の学習を進めていきます。
◆2月1日(水)13:30~、PTA厚生委員会。本年度最後のベルマーク整理をしていただきます。よろしくお願いいたします。