(続きです)
そして、「自分で考えて動ける人」ですが、ますます便利になっていく世の中において、特に大切にしておきたい項目だと私は思います。
私たちは生活の大部分が現代のテクノロジー(例:通信、医療、交通・・・)によって成り立っています。特にAI(人工知能)は、人が考えてアイディアを生み出す分野まで、浸透してきました。
そうなると、自ら考える必要性がなくなってしまいます。消費的な活動においてはそれでいいのかもしれませんが、創造的で魅力ある生き方とは程遠くなってしまいます。
人は自らの人生において、計画・実行・検証しながら成長していく。また、困難にぶつかっても、工夫や粘り強さを発揮し課題を解決していく。ことが多々あります。
そんなときにAI(人工知能)に対しては、解答を求めずにヒントにとどめておくのがいいのではないでしょうか。
そして自らの責任において決断し、前進していくことで変化の激しい世の中を生き抜いていくべきだと私は思います。頼ってばかりでは主体性がなく、失うものが多くなるからです。
人生が豊かになり、生きる価値を見出すために「自分で考えて動ける」ことは重要です。
小学生の間は、小さなことでいいのでその判断は自分でしっかり考えたことなのか?を自問できるようになってほしい。
授業中でも対話的な活動によって、視野を広め、また先生の教授から知識を増やし、最終的に自己判断ができる力を育てたい。
小学生の子たちの学びが、以上のような目的を果たせるよう、私も努力してまいりたいと思います。
長文となりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。