運動会が近づいてまいりました。運動場や体育館では子どもたちが元気よく練習しています。体育の時間が大好きな子も運動が少し苦手な子も、練習を通して心も体もたくましくなってほしいと思います。
子どもがよりよく成長していくことは、ご家族にとって、学校や関係者にとって共通の願いです。もちろんいくつになっても成長を続けますが、大人の場合は心や考え方、スキル(技術)の向上をいう場合が多いと思います。
子どもの成長とは知識、心情、身体、運動機能など広範囲にわたっての意味があり、成長の速度は大人より大きいのではないでしょうか。今回は身体の成長について、その中でも摂取する食べ物について考えてみました。
先日の児童朝会で、「体がよくなる食べ物」というテーマについて話をしました。キーワードは「まごわやさしい」です。
本校は3年前、食育の取組で「まごわやさしい」という言葉が登場していたので、4年生以上の子たちは朝会の話が良い復習となったようです😄
さて、「まごわやさしい」とは、「体がよくなる食べ物」の頭文字をつなげています。
例えば「ま」は豆類のことです。豆腐もそうです。
豆類はタンパク質と食物繊維が非常に豊富であり、低カロリー・低脂質なのに、ビタミンやミネラルなどの栄養素も多く含まれています。身体組織の構成や生理機能の維持・調節、さらに、生活習慣病の予防など、食べ物として優れた性質を持っているそうです。
「ご」はごまやナッツなどの種実類のことです。
ごまやナッツには血液や細胞膜の健康を保ち、コレステロールや血圧を下げる効果がある抗酸化物質が含まれています。 また、便秘の予防や腸内環境の改善に役立つ食物繊維も多く含まれています。 ただし、種実類のデメリットは脂質が多く、カロリーも高い点です。 食べ過ぎると肥満や高血圧などのリスクが高まります。
「わ」はわかめなどの海藻類です。
わかめ、ひじき、海苔などの海藻類はカルシウムやマグネシウムが豊富に含まれているので、成長期の子どもにとてもいい食材です。また食物繊維が豊富に含まれ、低カロリーでもあるため、肥満や高血圧が気になる方によく、さらに血糖値の急上昇を抑制する効果もあるので、糖尿病の方にもおすすめだそうです。
いろいろ調べて紹介させていただいています。各食べ物には様々な利点や特徴があり、ご存じの方も多くいらっしゃると思います。摂取に関しては、アレルギーのある方はご注意ください。さて、「や」「さ」「し」「い」が表す食べ物は何だと思われますか。
(続きます)