(続きです)
さらに
2、セロトニン(幸せホルモン)が増える
です。実は早寝が直接セロトニンを増やすのではありませんが、早く寝て睡眠時間を十分にとると、体を動かしたり、食欲が出たり、活動的になり、太陽の光を浴びる時間も増えています。それらはセロトニン(幸せホルモン)を増やしてくれる要素なのだそうです。
結果、快活さに加えて、イライラすることが減ったり、頭の回転がよくなったり、と様々なメリットがあります。さらには夜の睡眠を誘発するメラトニンの分泌も増えますので、夜更かしをしにくくなります。
他にも、免疫力が強化されて病気になりにくくなります。そして早く寝るという行為が、自身の時間管理能力を高めていくと私は思います。
津名東小学校においても、発達段階に比べて就寝時刻の遅い子がいるのではないでしょうか。小学生はもちろん10代の年齢時は、睡眠中に成長ホルモンなど体内物質の分泌が活発です。早く寝ているかどうかは、日々の生活に加え将来への影響が大きいと思います。まさに「寝る子は育つ」です。
目標設定の目安
もし、お子様の睡眠時間が少ないならば「平均就寝時刻より早く寝よう」ということを提案します。冒頭の調査結果から
1年生は21時10分まで、
2年生は21時20分まで、
3年生は21時30分まで、
4年生は21時40分まで、
5年生は21時50分まで、
6年生は21時60分(=22時)まで
に「毎日」寝ます。すでに時刻を決めて睡眠時間を確保されているご家庭はそのまま継続してください。
一方で、家庭のご事情もあり、難しい場合もあるかと思います。それでも睡眠については書籍等多く取り上げられています。良い睡眠を通して、子どもたちが幸せな生活を送れるといいなと思います。よろしくお願いいたします。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。