2024/10/5 09:20
学校生活
【10月5日】歯の健康と幸せ(2)
【PTA愛校作業】トラック2台満杯でした🌈
【PTA愛校作業】ありがとうございました⭐
夕陽が丘クリーンセンターへ来たよ🚛
事後学習のため記録したよ🍀
各班のまとめを発表🙋
やったー💕 ハモの天ぷら😆
実りの秋💝
本格的🍚

(続きです)

 

虫歯は減っている

 最も虫歯になりやすい食品は「飴玉、ガム」だそうです。理由は口の中に糖分が存在する時間が長くなり、虫歯菌が増えやすい状態だからです。私は好んで「飴玉、ガム」を口に入れていましたから、虫歯経験者です。最近の子どもたちはどうかなと思い調べました。

 

 文部科学省「学校保健統計調査」では、「虫歯を有する者の割合」について結果が出ています。(下記は小学生の割合)

1991(平成3)年 89.34%

2001(平成13)年 75.59%  

2011(平成23)年 57.20%

2021(令和3)年 39.04%

 虫歯のある児童は減少傾向であり、そういえば以前に比べ虫歯の話題が少なくなっていると思います。

 

 また先ほどの8020運動で、「80歳になっても20本以上自分の歯を持っている人」の割合は、1993(平成5)年で約10%だったのが、30年経ち2022(令和4)年で約51%(厚生労働省)に増えました。お年寄りになっても自分の歯を持つ方が増えており、こちらも運動の成果が出ているようです。

 

一方、歯周病は増加

 進行した歯周病を有する者(4㎜以上の歯周ポケットを有する者)の割合は、高齢者に多く見られます。(20歳代で約5人に1人、50歳代以降は約2人に1人)

 また、どの年齢階級においても2011(平成23)年調査と比べて2016(平成28)年調査では増加している(厚生労働省)とのことです。

 

 歯周病は歯垢の中の細菌が増えることが原因なので、歯磨き不足や不健康な生活に注意が必要です。症状としては歯茎が腫れたり、歯が抜け落ちたりします。また歯周病の細菌が全身の健康リスクをもたらし、重症化すると心臓病や肺炎、糖尿病、認知症などを引き起こすそうです。

 

 重篤な病気にならずとも、歯磨きや口内のケアを怠ると虫歯になったり、見た目や口臭で悪い印象を与えたりします。

 

歯磨きとともに検診も

 健康的な歯を保つために、できるだけ若い年齢から、歯磨きを丁寧にしたり、定期的に検診したりする習慣が必須となります。

 また歯の治療については早期に行うべきです。歯科医へ通うのは回数も多くて大変だと思いますが、治療が遅れれば悪い影響が増し、貴重な時間やお金などが失われ、幸せから遠ざかっていくと言えるでしょう。

 

 逆に歯が健康な人は見た目の良さや体の健康につながるため、社会的信用も高まり、自己実現や他者貢献を達成しやすいのではないでしょうか。

 

 津名東小学校(その他の学校も)の子どもたちには、できるだけ早く意識を高めて、健康な歯とともに幸せな人生を歩んでほしいと強く願います。すでに歯の健康に取り組んでいるご家庭も多いかと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

 今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。