カオスについて
「カオス」という言葉はよく使われますが、わかりやすく言えば「うわーごちゃごちゃやん」という表現になるかと思います。そしてそれはありとあらゆる場所に出現します。
教室を回ったりすると、子どもたちの机の上や中がそうであったりします。(自分もそうでしたが (+_+) )
「カオス」とは、「宇宙誕生前の秩序がなく混沌とした状態」を指したギリシャ語が語源だそうです。対義語は「コスモス」(秩序・調和)です。ちなみに秋桜(コスモス)の花言葉は、調和、美麗など。
カオスな文章
「カオス」状態は例えば文章でも見られます。
読んでいて読みにくい、何を伝えたいのかよくわからない、と思えば、文章自体が「カオス」ということになります。毎回読んでいただいている、本記事は大丈夫でしょうか💦
私は教員をしているので、他の人が作成した文章を読むことが多くあります。その時に「カオス状態」だなあと思えば次のように助言します。(私も助言されてきました)
一文を短くする。
(長い一文は二文に分ける、余計な言葉を削る、など)
そうすれば、読み手だけでなく書く方も情報を整理しやすくて、わかりやすい文章になるのです。
調和のある読みやすい文章は、構成がしっかりしていたり、結論や大切な主張が先に述べられたりしますが、まずは一文を短くすることが肝心なのです。逆に、
長いんだけどいつ終わるの?
という思いは、文章を読む以外にも、話を聞いたり、作業や運動をしたりなどあらゆる場面でストレスとなってしまいます。
カオスをなくすために
さて、子どもと関わる時に日々の生活や教育活動で伝えたいこと(情報)は山ほどあります。全て伝えたとしても、伝わっているかといえば別です。なぜなら受け取る側にとっては情報量の膨大さゆえ、受け取る事ができなかったり嫌気を感じたりするからです。
では、山ほどある情報をどのように伝えてあげるのがいいのでしょうか。
・情報を一つに絞る
・周囲の環境を整える です。
(続きます)