2025/8/9 09:20
学校生活
♦8月9日♦ 後回しにしない方法(2)
えーっと、お題はねー🐸
フルーツバスケットーおお🍍
発表と鑑賞🌻
うおおりゃーああ💪

(続きです)

 

2,言われたら、今すぐ行う

 他人に用事や仕事を頼まれたとき、すぐに取りかかります。これは、「あなたのことを大切に思っています」という強いメッセージを送ることになると私は思います。

 

 自分にとっては、後から取りかかるほうが都合の良い場合も多いのですが、依頼されたことを優先すると、その人との関係が良い方向へ向かいます。また相手から信用されたならば、良い情報やチャンスをもらえるかもしれません。

 

 こんな話があります。

 ある大手の会社が業務委託するために、数社に対して企画書を1週間後までに提出するよう求めました。最も良い企画書を提出した会社に業務委託するとのことです。

 

 数社のうちA社は、なんとその日のうちに企画書を提出したそうです。仕事をもらうためにはいい加減な企画書では通りませんので、それなりの内容だったでしょう。それでも時間をかければさらに良いものが出来上がるはずです。

 

 さて1週間後、各社からの企画書がそろいましたが、大手の会社内ではもうすでにA社の企画を採用することが決まっていたそうです。

 すなわち、大手会社はA社の本気を買い、A社に仕事を任せて大丈夫と判断(信用)したのです。なんでも早ければいいということではありませんが、スピードは信用を得るために大きな武器であることに違いはありません。

 

 日常生活においても、「言われたらすぐ行動する」ことは心がけてもいいのではないでしょうか。依頼する方向は、大人から大人へ、子どもから子どもへ、大人から子どもへ、子どもから大人へとパターンが違います。

 いずれにせよすぐに取りかかることで、「あなたを大切に思っています」というメッセージは確実に送れています。

 

 言われたことをすぐ行動に移せない時、その場でメモを取って忘れないようにする姿勢を示せば、相手に安心感を与えることができます。さらに課題を完了するために必要な時間を伝えると、相手は喜ぶことでしょう。

 

 子どもに対しては「すぐにしなさい」と言ってできれば問題ありませんが、なかなかうまくいきません。すぐ行動することの良さ(=気持ちのよさや信頼関係)を子どもが理解して、自らの意思が働くように導いてあげたいと思います。

 

 そのためには、結果が出ずともすぐ行動できたことをほめたり、大人が範を示したりしながら関わっていくのが大事じゃないでしょうか。

 

(続きます)