








「大人になったらどんな仕事をしたいですか?」
と、本校児童にアンケートを実施しました。
男の子の上位は、スポーツ選手(野球・サッカーが多い)、ゲーム関係(ネット配信、ゲーム制作、ゲーマー)です。
女の子の上位は、ケーキなどのお菓子屋さん(パティシエも含む)、先生(低学年は保育士が多い傾向)です。
男女関わらず多かったのは動物関係の仕事(ペットショップ、ブリーダーなど)でした。
インターネットでいろいろな調査結果を見ますとプロスポーツ選手、パティシエ、保育士、店員、ネット配信者(ユーチューバー、インスタグラマーなど)が上位の顔ぶれです。子どもにとって身近な存在が人気なのだなあと感じました。
あこがれは学ぶ原動力
私が子どもの時は、農業と学校の先生以外に身近だったのが、バスの運転手さんです。くねくねした細い山道(旧北淡町)を難なく運転する技術がとても格好よくあこがれました。
「将来はバスの運転手になる」と学校の発表会で宣言したこともあります。母親に聞くと、バスの一番前に座りよく運転の真似事をしていたそうです。(母親は恥ずかしくなかったのかなあ?と思いますが)
子どもが将来の職業を考えることは大事だと思います。あこがれの職業に就くため、興味をもって自ら調べたり、今している勉強に意味を感じて頑張ったりするかもしれません。
将来を考える意義
目標への頑張りが続けば素晴らしいですが「どうも自分に向いてなさそう」と別の仕事へと変更があるかもしれません。しかし変更はOK。大切なのは、未来を見つめる目を持ち続けることです。
なぜなら自分の将来を考えることで、自分は今、何をすることが大事なのか、自分の特徴はどんなのかを考えたり、困難に出会ってもその先を想像して頑張ろうとする意欲を持てたりするからです。
今回は、子どもがしっかり未来を見つめ、希望を持ちながら今を生きていくために周りの大人がどのようにすればいいのか、考えてみました。次の後半で2つ提案します。
(続きます)