







今回は、本校児童の長所と課題について考えてみました。全員が同じ特徴を持っているわけではありませんが、学力学習状況調査や日頃の様子から感じた、津名東小児童の傾向について書かせていただきます。
長所は情に厚いことと自己有用感が高いことです。
情に厚い
ある日、低学年児童がダッシュで校門に向かっていましたが、つまずいて勢いよく倒れてしまいました。その時、近くにいた児童たち全員があっという間に、その子の近くに集まりました。「大丈夫?」「ケガは?」と声をかける子、荷物を拾ってあげる子、大声で私を呼ぶ子と瞬時に役割ができていました。
倒れてから10秒もかからない出来事でした。その後も保健室まで着いて行ったり、ランドセルを持ってあげたり、担任に伝えに行ったりと、自分ができることを考えて行動していました。
このような行動は他校でもあると思います。私が感心したのは、気づいた全員が駆けつけたことです。「人数がいるし、知らない子だから様子を見ておこう」と考えることも不思議ではありません。しかし、その時の光景は、周りの状況は考えずただ倒れた児童を助けに行くという行動が全員であったのです。
日々の生活や行事を見ていても、「温かみがないな」と感じることはほぼありません。総じて津名東小児童に情の厚さを感じています。
自己有用感が高い
全国学力学習状況調査の結果から確認できました。「自己有用感」とは自分が他人から必要とされている感覚で、自分と他者との関係を肯定的に受け入れられる感情のことです。令和6年度、7年度と連続して、本校児童は全国や県の平均をかなり超えていました。
津名東小学校の子どもたちは、自分が友達や集団の中で認められているという自覚を持っている子が多く、高学年になるにつれその思いを強くしている可能性があります。
普段の様子でも、クラスメイトが休んでいると、親しい友達でなくとも気にしている子が多いと感じます。そんな環境で生活していると、自分がいなければ心配してくれている、という思いにつながるのではないでしょうか。
さて次は、課題です
課題について考えてみました。いろいろな課題はありますが、それらは他校の児童とほとんど変わらず、津名東小学校に特徴的なものではありません。むしろそれらは「これから成長していくための芽」であり、子どもたちの自然な姿だと捉えています。
そこで、できるだけ早く成長してほしいと常日頃思っている2点の力を挙げます。
・他人の辛さを理解できること
・自分から元気よくあいさつできること
(続きます)