(続きです)
ゲームやスマホを手放せない人は、生活(人生)の中でそのことに依存している割合が高いそうです。言い換えると、そのほかにすることがないということになります。
ゲームやスマホ以外にやりがいがあるとか、夢中になれるものがあるならば、依存から逃れられます。例えば、北京オリンピックで活躍した高木美帆選手がゲーム、スマホに時間を奪われているとは考えられません。小中学生であっても、例えばスポーツに親しんでいるとか、目指すべき目標が定まっていて、日々取り組むべきことがあればいいと思います。
子どもがゲームばかりして(スマホばかり見て)、困る親御さんも多いことだと思います。年齢が進むにつれて、親がやめさせるのが難しくなっています。その時にゲーム、スマホに依存しない、つまりほかに熱中できるものの割合を増やすことで、ゲーム、スマホの時間を減らせるのではないでしょうか。
とはいえ、ほかにするべきことをさせようとしても、親があれこれ指示しにくくなるのが小学校高学年から中高生の時代なのでしょう。最終的には、自ら考え納得して目標を定める必要があります。
そのために早い段階から、自ら決めて、自ら責任(他人のせいにしない考え)をとれる力をつけてあげたいものです。常に大人が決めたり、おぜん立てせず、対等に話をしながら興味のあることに挑戦させたり、考えさせたりする習慣をつけていくのがよいと思います。
(続きます)