夏休みに入って、約10日経ちましたが、お子様はどのように過ごしていますでしょうか。終業式に、朝の初めの取組が大切だよと言わせていただきました。
一つは「○時に□□をする(始める)」ことで具体的な時刻と行動を自ら設定し、その日の良いスタートを切る。もう一つは「その日に取り組めたらカレンダーに〇をつける」ことで成果を見える化し、生活習慣を確立するという内容です。
もし何かを毎日取り組んでいたらうれしく思います。一方、生活リズムの改善が必要でしたら、今からでも遅くないので、お子様と話し合ってみてください。
さて、今回の話題はお子様の友だちについてです。子どもは、自分で決めて友だちを選んでいると思いますし、逆に一人が好きな子もいます。私の娘の場合、夏休みはほとんど家で過ごしていました。
お子様と話をするときに、友だちについて普段はどのように評価されていますでしょうか。できるだけ友だちの良い所を見て、評価しているでしょうか? それとも友だちの悪い所を指摘してしまっているでしょうか。
結論、友だちのことを悪く言うのはよくありません。
友だちのことを悪く言われると、本当に悲しい気持ちになります。子ども時代にそのような経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
親から友だちのことを悪く言われたら、その子を選んで付き合っている自分が否定されていることになります。その後も友だちに対して、親に言われたことが気になってしまい、心から楽しめなくなるかもしれません。
親にしてみれば、友だち付き合いによって何かしらの影響を我が子が受けるので、マイナス面は気づかせてあげたい、ということなのでしょう。しかし子どもはそれ以上に悲しさを感じてしまいます。
したがって、友だちの良い所をできるだけ早く見つけて、お子様と2人だけの時にその子をほめると良い、ということになります。子どもは自分がほめられる以上に幸せな気持ちになりますし、安心して友だちとの信頼関係を結んでいけるでしょう。注意として、とってつけたようなほめ方では見抜かれますので、やはり友だちのことをしっかり観察してからほめることが大事です。
とはいえ、どうしても友だちの悪い所が気になってしまうこともあるでしょう。我が子は影響されたくないし、友だちにも気づかせてあげたい。こんな場合は次のような方法はいかがでしょう。
(続きます)