今日は算数の話をさせていただきたいと思います。子どもたちが大好きな文章題の解き方について、何かお役に立てられたらと思っています。
「大好きなはずがないやろー」と各方面からツッコミが入ってくるかと思いますが、だんだん好きになれるよう探ってまいりますので、今回もよろしくお願いします。
私が算数の授業をさせていただく機会がありました。内容は「○○は△△の何倍?」で割り切れない数を扱うというものです。なので答は分数となります。例えば、「7は13の何倍?」となると、7÷13=7/13(通常表記でなく、申し訳ありません)で答は7/13倍です。
私が授業中に「計算方法はわかりましたね。これから『みんな大好き文章題』の時間です。」
と言ったので「それはちがう」と思いっきり言われました(笑)
例題は「子犬の体重は7㎏、親犬の体重は13㎏です。親犬の体重は子犬の体重の何倍ですか。」です。こうなると、答えられなくなった子どもが続出しました。
式は13÷7=13/7で答は13/7倍です。
文章題を克服するためには、どうすればよいのでしょう。
小学生は次の取組が必要だと私は思います。
①学年に応じた絵本を読むことを習慣にする。
②式を作る時、その数の単位を確認する(書いておくのもあり)
(続きます)