2022/12/31 09:20
お知らせ
(12月31日)子どもが変わる(2)
うーさぶいー😭、がんばって体操するよ😀
温まってきたよ🔥
アメリカではちがうんだね🐰
先生に見つからないように💕
藍の種を採って、来年へ🍀
元気に楽しく🏃
勉強になりました🙋
👧みんなで気を付けよう👦

(続きです)

 

 ある日、いつものように「おはようございます」とその子に声掛けをしました。下向きかげんでしたが、かすかに「おはようございます」と返してくれたような気がしました。

 次の日に少し注意深く観察すると、やはり小さな声で「おはようございます」と言っていました。

 

 マスクをしていることもあったのでわかりにくかったのですが、もっと前からあいさつを返してくれていたのかもしれません。いつからかは確かめようがないのですが、1年前のことを思うと子ども自身の変わった姿を見ることができました。

 

 子どもは、何かのきっかけあるいは、家庭教育や学校教育の様々な環境の中で変化していくのだと思います。あいさつ以外の場面でも、子どもの変化はたくさん見させていただきました。

 変化(成長)する速度は人と比べるものではありません。それでも、その子がより良い(より大きな)成長をすることは、家族や関係者、そして本人も大きな喜びとなります。

 

 そのために、子どもの周りの環境をより良いものにしていく責務が大人にはあります。劇的な変化があった子は、きっといい環境を作ってくれた大人の方たちがいたからだと思います。そこで、子ども自身が頑張れるエネルギーを受け取れたのでしょう。

 

 とはいえ、大人が片意地をはって無理をすることはないと思います。ゆとりを持ちながら、より良く生きようとする大人の姿を見せてあげることが良い環境づくりになるのではないでしょうか。

 大人も時には疲れますので、その姿を見せても大丈夫です。何事もより良くしようと努めている大人に対して、きっと子どもは優しくしてくれるはずです。

 これからも、ご家庭と学校とが力を合わせて、子どもたちの良い環境づくりに努めてまいりましょう。

 

 

 ある冬の朝、子どもたちが向かってくる方向とは、たまたまちがう方向を見ていた時です。

 決して大きな声ではなかったのですが「おはようございます」と後ろから声をかけてもらいました。今回、例にあげていた児童だったのです。最初は少し驚きました・・・が、うれしかったです。

 寒い冬の朝が続いていましたが、とてもとてもポカポカした気持ちになりました。

 

 いよいよ今年も終わりとなりました。いつも本校教育活動にご理解ご協力をいただいたり、あんしんネットの記事にお付き合いくださったり、本当にありがとうございます。

 皆様にとって令和5年がさらに良い年になりますよう、お祈り申し上げます。