(続きです)
大人からすれば一見無駄なことに見えますが、子どもは、何でもやってみることが多いのです。
「なにバカなことやってんの?」と言いたくなりますが、子どもは考えを巡らしたり、体を動かしたり(例:以前に紹介した、車の影を踏まないようにジャンプしながら登校する子)することが大好きです。
そうすることで、思考力を深めたり、体力をつけたり、感情を豊かにしたりしているのだと思います。
児童会役員に立候補した子
先日(2月9日)令和5年度の児童会役員選挙が行われました。学習小の児童会は6年生4名、5年生4名で構成されています。
そこへ今の5年生から11名、4年生から10名が立候補しました。なかなか多い人数です。立候補した子どもたちは迷いがあったかもしれませんが、勇気を出して自ら立候補したのです。
定員がありますから役員になれる保証はありません。立会演説会で熱い思いをうまく話せないかもわかりません。不安な気持ちを乗り越えた21名の候補者に、拍手を送りたいと思います。立候補(挑戦)したからこそ、次のような体験と感情を得たのではないでしょうか。
・演説会でどんな内容を話そうかと思考したこと
・立候補を薦められて、自分に自信がもてたこと
・学習小学校のことや、上の学年、下の学年の仲間のことを意識したこと
・開票結果が待ち遠しかったこと
・開票結果を聞いて、嬉しかったこと、悔しかったこと
・応援や労(ねぎら)いの言葉に感激したこと
役員になれなかった子の残念な気持ちは、時間とともに小さくなります。
そのかわり「挑戦した。行動した。」という事実、自信と「何が足りなかったのだろう。」という反省、改善が今後の糧として大きな財産となっていくことでしょう。
立候補した21人と5年生、4年生のみなさんは、新児童会役員を中心にこれからの学習小学校を、よりよく導いてください。よろしくお願いします。
(続きます)