(続きです)
大人の立ち位置
「やってみたかったけど、やれなかった」という思いは、本当に多くの人たちの悔しさとして残るものです。
「やってみる」という行動意識は、遅ければ遅いほど(大人になればなるほど)、妙なプライドや、周りへの余計な気遣いが邪魔をしてしまいます。プライドや気遣いそのものは、人として持つことを否定しません。
けれどもそれらを払拭して挑戦できる人は、大人になっても自分の心に正直で輝いています。同じ大人から見ていても憧れます。
挑戦を続けて前向きな人生を歩むためには、挑戦しやすい子どものうちに、どんどん経験を積み重ねてほしいです。そして周りの大人ができることは、
○「どうせ、無理」と言わない
他のことも挑戦しなくなる、何事もあきらめの早い子になる、から。
○子どもができること、できそうなことには手を貸さない
日々の生活で、自立できるチャンスを奪っていないでしょうか?
○大人も機会を作って何かに挑戦する
これが子どもに最も良い影響を与えることでしょう
などです。お家でも学校でもお互いに取り組んでまいりましょう。
今回は「やってみる」というテーマで書かせていただきました。子どものこと中心でしたが、大人同士の関係についてもあてはまることです。
私に例えるならば、学習小学校の職員仲間が、チャレンジしようとしている時です。私は勇気づけを行えているのか、自ら確認しなくてはなりません。(リスクについては話し合います)
教職員の皆さんへ、私が仲間に対してまだまだ勇気づけられていないよ、ということであれば何かの折に教えてください。
「ピカソのフルネームを覚えた子」のことで3つ目に感動したことがあります。
それは、あんしんネットの記事が親子のコミュニケーションとして使われたことです。
あんしんネットの記事は、子どもたちが直接読んでいないと思います。
1月28日配信「これから必要な感性」を読んでくださったある保護者の方が、ピカソのフルネームをお子さんに紹介してくれたのだと思います。そこで何かしら親子の会話があったのでしょう。
その姿を想像して嬉しくなり、今回の記事を書かせていただくモチベーションとなりました。ありがとうございました。