2023/3/11 09:20
お知らせ
(3月11日)反抗期と向き合う(2)
【新入学生、体験】いまから、せつめいします🍎
きいろのカバーをかけてください🍋
てつぼうをするときは、〇〇にきをつけましょう🍌
リズムあそびをしましょう🍊
それぞれのペースで育つよ🌹
仲間の力で、自分もがんばれる🙆
3学期の思い出🐰

 

(続きです)

 

①「乳児は肌を離すな」

②「幼児は肌を離せ、手を離すな」

③「少年は手を離せ、目を離すな」

④「青年は目を離せ、心を離すな」

 

 私が聞いた言葉です。ご存じの方がいらっしゃるかもしれません。

 お子様が反抗期で困っている方(今後困ってしまった時も)がいらっしゃいましたら、子どもとの距離感を振り返ってみてください。

 

 小学生は③に当てはまる子が多いでしょう。換言すると「余分な手を貸さず、見守る」ことだと思います。

 中学生は④に移行していきますので、「心配や疑いの目を向けず、信頼する」ことでしょうか。

 発達段階に応じて、見守られたり、信頼されたりすると自立が促されます。そして子どもの反抗心も消えていくのではないでしょうか。

 

 中学校で勤めていた時、私は子どもたちから「目を離して、心を離さない」ことがあまりできていませんでした。つまり子どもを信頼できず、監視するという方法で指導に当たっていたということです。

 

 それで、なんとなく集団秩序を維持していたのかもわかりません。今思えば、自立心を育てられなかったために、あと一歩伸び悩む生徒がいただろうし、信頼されていない、監視されている、と反発を覚える生徒もいたことでしょう。

 

子どもから求めてきたときのチャンスを生かす

 一般的な人間関係において、求められていないのにアドバイスをすると嫌がられるそうです。

 例えば、上司や先輩が部下や後輩のためを思って、助言したつもりになっていても、部下や後輩はいくらかのストレスを感じているそうです。

 

 良い方法は、相手がアドバイスを求めてきたり、相談してきたりした機会によく聞いてあげることです。そこで助言すると効果があります。

 さらにいいのは「どうしたらいいと思いますか?」と投げかけて、自ら答えを出せるよう導くことだそうです。

(これを書いていて、私自身の取組が恥ずかしくなりました)

 

 (続きます)