令和4年度がまもなく終わろうとしています。この1年間も学習小学校の教育活動にご理解、ご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
各家庭では1年間を振り返りながら進学、進級にむけての準備をされていることと存じます。新年度が子どもたちや保護者の方々及び関係者の皆様にとって、さらに良くなることを願っています。
さて、令和4年度最後の記事は次の2つをお話しさせてください。
①卒業生に贈った言葉
②中学校の先生について
卒業生に贈った言葉
以下の内容は、卒業式や卒業文集で6年生に伝えさせていただいた内容の一部です。(私が自分自身に、今最も言い聞かせていることでもあります)
人生においては、自分が思い描いたようにいかない場合が多々あります。例えば、自分が必死で取り組んでいるスポーツ競技。厳しい練習に耐え、いよいよ次の日が試合だという時、メンバーの中に自分の名前がなかった。
似たようなことは、大人になってからもあるのです。
そんな時に、次の様な暗い気持ちになるかもしれません。
「今までの努力や苦労は何だったのだろう。自分ではどうしようもないことがあるのなら、いっそのこと無理にがんばらなくてもいいのではないか。」
ところが失望だけでは、そのあと決して良い人生は歩めません。そのような時にどうすればいいのでしょうか?
次の2つを心がけてください。
一つ目、「これからどうするか」を考える。
二つ目、周りの人に「ありがとう」を伝える。
(続きます)