「左を制する者は、世界を制す」は、1960~70年代に活躍したボクシング世界ヘビー級王者、モハメド・アリが残した言葉だそうです。
「○○を制する者は、□□を制す」は、いろいろな場面で使われるので、耳にした方も多いと思います。ちなみに「リバウンドを制する者は試合を制す」は、漫画「スラムダンク」での1シーンです。漫画を知らなくても、バスケットボールのルールを知っている方は、その意味がよくわかるのではないでしょうか。
今回の記事は「夏休みを制する者は2学期を制す」です。私の経験上、夏休みが有意義であった児童生徒ほど、2学期以降の成長に目覚ましいものがありました。夏休みが後半となった今こそ、前半を振り返り今後の過ごし方に役立てていただきたいと考えています。よろしくお願いします。
夏休みにすること、してほしいことはたくさんあります。
宿題、お手伝い、部屋の掃除、新たな挑戦、スクリーンタイム(ゲーム、スマホ、テレビなどに費やす時間)の管理、体力の維持や増進、普段会えない親族との交流、・・・・・
実現していけば夏休みが有意義となる素晴らしいことばかりだと思います。しかし、すべてできるかと言えば、難しいご家庭があるのではないでしょうか。
親が働きに出るため、子どもは時間があるけれど大人には時間がない、という家庭がたくさんあると思います。昼間は、学童保育や祖父母宅で過ごしたり、上のきょうだいと留守番をしていたり、という子どもたちも多いことでしょう。
それでも、夏休みの過ごし方は2学期の生活に影響が出てしまいますから、下記のことは子どもたちもご家族も特にできてほしいと、願っています。(できているご家庭は本当に素晴らしいです)
①学期中と同じ時間で毎日起きる
②栄養バランスが整った食事をする
③親子で共有できる時間を多く作る
(続きます)