2023/8/12 09:20
お知らせ
(8月12日)夏休みを制する者は2学期を制す(2)
自習も好きです💕
絵になる場面😄
大丈夫かな🌱
当番さん、いつもありがとう🚿
それぞれのペースで成長するよ🍀
ばっちり😆

 

(続きです)

 

学期中と同じ時間で毎日起きる

 朝いつもの時間に起きて、朝日を浴びると、メラトニンという体内物質が減ります。

 メラトニンは眠気を誘発する物質ですから、同じ睡眠時間でも朝日を浴びると目覚めが良くなります。体調も気分も良くなるので、活力ある1日を過ごせます。ですから、昼前に起きた一日とは、その日の過ごし方に大きな差が生まれるのです。

 

 さらに、起きてからメラトニンが分泌されるまでの時間がある程度決まっていますので、早起きしておくと夜は早く眠たくなるのです。睡眠の時間確保だけでなく睡眠の質が向上し、成長ホルモンの分泌が促進されます。

 早起きのリズムは心身に好影響がありますら、宿題をするためによく頭が働いたり、ストレスがたまりにくくなって良い人間関係が作れたりします。さらに新しいことに挑戦しようという意欲が湧くことでしょう。

 

 社会生活では夜中に一生懸命働いていらっしゃる方もおり、人々の支えとして活躍されています。夜に起きていては一律にダメということではありません。

 それでも成長著しい子どもたちの心身は光(日光、電光、ブルーライト)に大きな影響を受けます。学期中と同じ時間に毎日起きることで、ぜひとも夏休み中の生活を整えてほしいと思います。

 

 早起きしたために、昼寝をするのはOKです。小学生は1時間以内ならかえって心身に良いそうです。

 

栄養バランスが整った食事をする

 これは、言われなくても・・・という話題です。しかし現実は、どうでしょう。子どもたちや私たち教職員は夏休みに、給食以上に栄養バランスが整った食事ができているでしょうか?

 私は、一回の食事が菓子パンだったりするときがあります。これではダメだと、平日の弁当に野菜を詰め込んだりしますが、トータルでは学期中に比べ栄養が偏っています。

 

 安価で食べやすく、調理も無し、さらに満足感の得られやすい食品は、夏休みに食べる機会が多いのではないでしょうか。例としては、コンビニやスーパーの弁当、菓子パン、インスタント麺、ファストフードなどです。

 これらの食品は常日頃から食べ続けていると野菜不足、たんぱく質不足を招きます。皆さんもご存じだと思います。

 

 しかし、時間に制約がある、たまには満足感を得たい、そんな時はこれらの食品を私も口にしています。おそらく子どもたちも喜んで食べているでしょう。

 

 そこで、立ち止まって栄養バランスについて考える機会を設けていただければと思います。

 成長期の子どもたちにとって、体作りはたんぱく質が要です。また、野菜に多く含まれるミネラルやビタミンは健康を維持し、疲労感を撃退したり、大人になってからの病気発生率を下げたりする効果もあるそうです。

 

 お子さんとともに栄養バランスを考えているご家庭も多いと思います。私が子どもの時は全くの無頓着でしたので、似たようなご家庭がありましたら、ぜひ実施してください。体の成長や健康は、後になって取り戻すことが難しいからです。

 お手間がかかることは承知ですが、一緒に料理をしながら栄養バランスについて楽しく学ぶことはいかがでしょうか。それに自分で作った料理は世界一美味しいと思います。

 

 積極的に摂取してほしい食品について、子どもたちに伝えたキーワード(昨年)は「まごわやさしい」です。

 (め、ま、かめ、さい、かな、いたけなどキノコ類、も)

 

(続きます)