(続きです)
親子で共有できる時間を多く作る
夏休みの心に残る思い出は何でしょう。皆さんは子どものころ、夏休みでどんな思い出がありますか?
家族で海に行った、おじいちゃん・おばあちゃんの家に泊まりに行った、花火大会に出かけた・・・・、東映まんがまつりに行った(最後は私の思い出です)などの出かけた思い出。
また、宿題を見てもらった、かき氷を親と一緒に作って食べた、ダラダラしていてよく叱られた・・・、のように出かけていないけれども、ささやかな思い出があると思います。夏休み中、良い思い出のほとんどは、実は家族と過ごした時間ではないでしょうか。
それは、心を満たしてくれる時間が良い記憶を刻んでいるからだと私は思います。
家で一緒に料理を作った、ゲームをした、なども貴重な夏休みの思い出になるでしょう。ゲームなら親の方が負けてしまうので、子どもにとってはいい意味で優越感にひたれます。不得手でも親がゲームの相手をしてくれたことに、満足感も得られることでしょう。
中高生や大人に近づくにしたがって部活が忙しい、友だちと出かける、下宿生活を始めるなど家族と共に過ごす時間は少なくなっていきます。
楽しい旅行は行けたらいいのですが、お金も時間もかかります。普段通りの生活の中で家族と同じことをして過ごす時間は、小学生にとってお金に換えられない宝物になると思います。
最後に
今回も大変長くなりましたが、熱心に読んでくださりありがとうございました。
生活習慣の確立、体や心のエネルギー補充は、夏休みでなくとも子どもにとって(大人も含め)大切な要素です。それがあるからこそ、みんな頑張れるのです。
皆さんがよくご存じのことだと思いますが、意識して夏休みを過ごすことでより豊かな2学期に結び付くと確信しています。どうぞよろしくお願いします。
① 学期中と同じ時間で毎日起きる
② 栄養バランスが整った食事をする
③ 親子で共有できる時間を多く作る