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(続きです)
お金の使い方を家族で話し合う
日本人はお金の話をタブーとする傾向がありました。しかしお金について学ぶ機会は必要です。家計のすべてを明かす必要はありませんが、親子でお金を話題にするのはいいことだと思います。
例えば「冬休みに旅行するために家族で〇〇円いるから、毎月△△円ずつためているんだよ。」と親が言えば、聞いている子どもは「旅行に行きたいから少しでも節約しよう」という思いが生まれるかもしれません。
他にも「カードを落としたら、無限にお金を使われてしまうかもしれないよ。どうしたらいいと思う?」
「カード(電子マネー)払いするとポイントが付いてお得だったり、家計簿アプリとつながって使い道がわかりやすくなったりしているよ。」
「30万円の品物を買って、毎月分割払いをしたら、1年間で2万5千円くらい余分に利息を払うんだよ。」
「ちなみに銀行預金は30万円預けても、1年で2円くらいだよ」
子どもにとっては、いやらしい話でなく、お金の使い方を学ぶいい機会になると私は思います。
また、普段からお金の話をオープンにしていると、子供が金銭トラブルに会った時、すぐに打ち明けてくれるはずです。
お金と幸せ
私は親に「うちはお金がない」とよく言われていました。本当のことだったと思いますし、わが子の金銭感覚が派手になってしまわないように、との親心もあったと思います。
なので子どもの時、お金の話はしてはいけないと思っていました。しかし、お金について勉強しなかったので、大きなお金の使い方がわからなかったり、深く考えることができなかったりして、損をしていたと思います。
例えば次のような実体験があります。
「あの保険は契約しなかったらよかった。満期までは解約しても大きく減額される。」とか、「自分に不相応な品物をローンで買ってしまった。しっくり来ない上に利息まで払わなくてはならない。」などです。
幸せはお金で買えませんが、お金の使い方で幸福にも不幸にもなります。子どもたちが将来大きなトラブルがなく、立派に経済活動を進めていく社会人になってほしいと願っています。
私の拙(つたな)い話でしたが、今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。昨年11月19日の記事でも、「子どもとお金」に関する思いを書かせていただきました。よろしければ、読んでみてください。