2023/11/25 09:00
お知らせ
(11月25日)悲しさの基準(1)
鬼👹さん決めるよ
注力😠
【訓練】南海トラフ地震想定⭐
【訓練】高台へ✨
図工大好き💕
爽快😆
紅白( )合戦🤼
さつまいもたくさん😄
ピタゴラ・・・🌈

 

 この間あるクラスで自習があり、その時間教室に行かせていただきました。

 与えられた課題をすませて、時間があったのでこんな問いかけをしてみました。

「自分がこうなったら、悲しいと思えることは何?」

 

 子どもたちからは、「無視される」「受験に失敗する」「約束を破られる」・・・など様々な意見が出ました。

 その時に私が思ったことは、2つあります。

 

①人間関係の悪化を悲しいとする意見が多かったこと

②他人と比べて劣っている状態になるとする意見が一つもなかったこと

 

人間関係の悪化が悲しい

 以前も書きましたが、良好な人間関係が最も幸福を感じられることは、多くの研究結果から実証されています。子どもたちも日々の生活の中で、友達関係が最も大切なのだと思います。

 

 一人の時間を楽しんでいる子も、ももちろんOKです。それは周りとの人間関係が成立し、お互いの立場を尊重できているからです。

 つまり相手を尊重しない考え、言動、行動になった時、悲しみが生まれます。

 

 関係の築き方は、子どもが最初からできているわけではありません。失敗して嫌な思いをしたり、喜ばせてもらった経験から自分もそうしようと思ったりしてできるようになります。

 学校においても、道徳の時間や特別活動を中心にあらゆる場面で関係の築き方を学んでいます。

 

 クラスの子どもたちに次のことを言いました。

 人は生まれ持った性質や能力でどうしても変えられないことはあります。けれども人間関係の作り方は、しっかり学んでいけば、かならず上手になります。

 もし、友達に対して嫌な気持ちを持った時には、どのように行動すればよいか考えたり教えてもらったりしよう。

 

 悪口、陰口などでは相手に対する嫌な気持ちが絶対になくなりません。気持ちの正しい伝え方、間違いがあった時の反省の仕方を身に着け、双方が解決に向けて努力をしてください。

 

(続きます)