(続きです)
少し改善
授業に集中できない現象を、子どもの問題ととらえると解決は見込めません。そのように反省できるようになってから、他の先生の良い授業を見せてもらいました。
また当時は授業のネタをインターネットでも探し始めていましたから、授業準備に時間をかけるようになりました。
教科内容の目標を深くまで理解して、楽しめる要素も見つけながら準備をして授業に臨むと、生徒の様子は変わりました。素晴らしい実践をされている先生には及びませんが、集中できない様子を見せる子は減ったと思います。
先生たちの取り組み
私がいつも感じるのは、魅力的な授業を行うために今の先生たちが、日々努力しているということです。例を挙げますと、
・お互いの授業を見合ったうえで、子どもが帰った後に授業反省会。
・他校で行われる授業研究会への自主的参加。
・勤務時間外(早朝・夕晩・休日)の授業準備。 などです。
自校の教職員を自慢しているような印象を与えてしまっているのなら、申し訳ありません。また、勤務時間を大きく超えて働くことが正義ではありません。
それでも、それぞれのライフワークにあわせて授業づくりを行い、子どもの学びに対する気持ちを引き出し継続させたい、そんな思いを馳せながら取り組んでいます。このことは子どもたちも受け取ってくれるのではないでしょうか。
働き方改革も意識
各クラスには勉強が好きな子もそうでない子もいます。好きでなかったとしてもいつか自分から「学ぼう」と思える日が来るまで、先生たちは魅力的な授業をしたいと思っています。
それに伴って授業準備に力を注ぐと、どうしても働く時間が長くなりがちです。労働時間を適正にするためには、学校業務の改善を進めなくてはなりません。
いろいろと試行錯誤をしているところで、先日始めさせていただいた欠席等連絡方法の変更は良い成果となっています。また、今後も改革を進める所存でございます。
働き方改革は、まずは教職員のためであります。実現すれば、心や時間にゆとりをもって子どもと向き合えると信じています。ぜひ皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。