学習小学校関係者の皆様
先日(3月21日)は晴天のもと、すばらしい卒業式だったと思います。6年生の子たちひとりひとりが力強く夢を語り、また最後の合唱は、卒業生や在校生の深い思いがのせられていました。本当に心が震える体験をさせていただきました。ありがとうございました。
令和5年度がいよいよ終わりを迎え、子どもたちは春休みを迎えました。新たな年度に向けてよりよい準備の期間としてほしいと思います。私たちも今年度を振り返って、6年度がさらに良くなりますよう準備したいと存じます。
皆様におかれましては、様々な学校教育活動にご理解、ご協力を賜り、心より感謝しています。春休み、次年度と引き続きよろしくお願いいたします。
さて、今回の記事ですが「ルールに納得を求めすぎない」ということについて書いております。いつも記事を読んでくださっている方は、次のことにお気づきの方がいらっしゃると思います。
ルール(きまり、規則)は、ただ決めて子どもに守らせるということでなく、その意義をしっかり伝え子どもたちに理解(納得)させて、守らせるべきである。また、子どもたちが自ら理解(納得)して守っていくよう指導していくことが望ましい。
校長先生の記事ではそういった主張だったので、今回のテーマ「ルールに納得を求めすぎない」は、ニュアンスが違うように思う。
私自身もそのように思うのですが💦、説明させてください。
卒業式の式辞で次のことを話しました。
(前部分、略)
六年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
今、卒業証書を一人ひとりに手渡しながら、皆さんと初めて出会った3年前を思い出していました。当時は4年生に進級していましたね。
皆さんは明るく楽しく学校生活を送ろうとしていました。一人一人は個性豊かでとても頑張り屋さんでした。しかし、人間関係の作り方は、発展途上だったため、様々な問題を抱えていたように思います。
それでも、お父さんやお母さんの厳しくも温かい言葉や、先生たちの助言を素直に受け入れていました。そのおかげで今では、相手の立場をしっかり考え、仲間意識が強い学年となっています。
(続きます)