5月17日(土)、北淡小学校では親子ふれあいドッジボールの行事を計画していましたが、あいにくの天候となり急遽オープンスクールへと変更いたしました。保護者の皆様にはご理解ご協力いただき、誠にありがとうございました。
4月に行われた授業参観からまだ3週間しか経っておりません。このような短期間での参観は非常に珍しいのですが、先生方の工夫もあり、普段ではあまり見られない参観になったのではないかと思います。
1年生、2年生、3年生は保護者にも参加いただく体験型の授業でした。参観後、担任に「楽しかったです。」と声をかけてくださった方がいらっしゃったようです。ありがとうございます。
4年生、5年生は普段の授業の様子をご覧いただきました。
4月のまだ担任の先生と出会って間もない時期の授業参観ではなく、1か月たって新しい学年としてしっかりと歩み始めた5月の参観です。新しい1年を歩み始めた子どもたちの変化が本当によく分かります。たくさん考えて、たくさん発表して、担任の先生と息がぴったり合った授業に驚かされました。
6年生にとって今日は最後の親子ふれあいドッジボールの機会でした。運動場での実施は中止となりましたが、6年生の子どもたちと担任の先生方の思い、そしていつも全校生のために頑張っている6年生のためにと、他の学年や先生方の応援を受け、体育館にて親子ドッジボールを行うことができました。
5年生の学級通信に「ちょっといい話」というコーナーがあり、そこにこんなエピソードがありました。
「親子ドッジボール数日前、雨予報が出た時に『体育館でドッジボールができるチャンスがあるけれど、5年生はどうする?』と相談すると、『そりゃ6年生は最後やから譲ったらな!』『5年生には来年にもチャンスがあるから大丈夫!』と、快く6年生に譲る決断をしてくれました。自分たちもドッジボールを楽しみにしていたのに、6年生のために身を引くなんてまさに縁の下の力持ち!そんな姿を頼もしく感じました。来年は晴れますように!」
小学校生活最後の親子ふれあいドッジ、楽しめたでしょうか。
6年生が楽しめたことは、他の学年にとっても大切な意味があります。天候に左右される行事ではありますが、親子ふれあいの「ラストチャンス」を全校生で応援していこう、全校生に応援してもらおうという次年度以降への見通しができた。そう思います。
オープンスクールに引き続き、4・5・6年生児童が保護者の皆様と一緒に参加する教育講演会が行われました。講師にNIT情報技術推進ネットワーク株式会社 筒崎眞美様をお招きし、インターネットやスマートフォンに潜む危険性、SNS等における適切な使用について具体例を示しながらお話しいただきました。保護者の皆様にも、お子様が利用する機器の特徴やアプリの盲点、犯罪に巻き込まれないための注意点などを改めて考えていただけたことと思います。ご家庭でもぜひ話し合ってください。
午後からは引き渡し訓練でした。円滑な引き渡しにご協力いただき、ありがとうございました。全ご家庭について、引き渡し完了まで1時間以内で終えることができ、大きな混乱なくスムーズな訓練となりました。これも保護者の皆様が本訓練の意味と重要性を理解いただいているからだと思います。重ねて感謝いたします。
本当の引き渡しが行われるのは、自然災害や事件等、深刻な状況が発生した時です。風雨が吹き荒れるコンディションであったり、周囲が騒然としていたり、情報が錯綜したりしている状況も想定されます。
そのような時、保護者の皆様が今回のように正確かつ冷静に行動してくださることが、学校として心強く思うところです。
児童一人一人の安全な引き渡しに、今後もぜひご協力ください。